縮尺で悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
縮尺を理解するには、なぜそれが必要かがわかれば簡単です。
これを知るだけで、縮尺がすーっと頭に入るので是非参考にしてください。
解説します。
なぜ縮尺があるのか?その理由(目的)
建築現場は、図面がないと現場は進みません。
ただ、1分の1の図面は大きすぎて書けないし、たとえ図面を引けたとしても、A4サイズやA3サイズの図面に収まりません。
なので用紙枠内に納まるように、
10分の1 、20分の1、 30分の1、 50分の1、100分の1
などに、サイズを変えて製図します。
これが縮尺がある理由と目的です。
縮尺の答えは、決められたA4やA3サイズ用紙に、現場の人が見やすい・わかりやすい図面を引くこと
例えば私の場合、
平面図は50分の1でA3用紙に印刷します。
このくらいのスケール感になります。
100分の1だとこちら。
現場の人はどちらの図面が見やすいでしょうか?
立面図などの詳細図は20分の1にしてA4やA3サイズで提出します。
外構図は100分の1で、A3で提出します。
外構図は大きいので、A3サイズには1/50だと納まりきりません。
用紙の大きさは自由に変更できません。
決められた用紙(A3やA4)の枠内で、現場の人が1番見やすいサイズに縮尺して図面印刷するということです。
なので、JW CADで図面を引くときは、まずA4やA3の印刷枠を設定しておきましょう。
その印刷枠の中に、適切なサイズにして製図することが、縮尺を理解しやすいベストな方法です。
ぜひ試してみてください。
絶対できる上手くなる!
それでは、また。
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