JWCAD図面枠作成方法(画像で初心者にわかりやすく解説)

作図編

今回は初期設定のひとつで

図面枠の作成

を解説します。

画像を使った説明で誰でも簡単に図面枠が作れます。

一度作ったらその後ずっと使えますし、おしゃれにしてあなたなりの図面枠も作成することができますので、早々に製図してみてください。

それでは本編どうぞ。

 

JWCAD 図面枠作成方法 全体の流れ

  • レイヤー指定
  • 製図
  • 文字入れ

 

では詳細です。

 

JWCAD 図面枠作成方法① レイヤーと縮尺を設定する

まずはレイヤを指定します。

すでにこの記事でレイヤーを設定されている方は次へ進めてくださいhttps://cioncoin.xyz/2019/10/30/jwcad-layer-setting/

①レイヤグループFで右クリックしてFレイヤーグループを指定します。

②次に子レイヤー⓪をダブルクリック

 

この画面が出てきたら、子レイヤー⓪を左クリックし名前をA4にします。

続いて子レイヤー①をA3、子レイヤー②をA2 とします。

 

今回はA4用紙の図面枠を作成しますので、名前を付けれたら再度子レイヤー⓪を指定します。

これでレイヤー設定は完了です。

次にFレイヤーグループの縮尺を決めます。

図面枠は基本1/1です。

もう理屈抜きに覚えておいてください。

縮尺は段々と理解できるようになります。

縮尺を変更するには、右下のこのボタンをクリックします。

 

チェックを外してから縮尺の数字を変えます。

チェックを入れたままだと全レイヤーグループの縮尺が変わります。

初めは1/100になってると思います。(すみません、ここだけ記憶が定かではありません)

とにもかくにも「Fグループ(図面枠)」は1/1に書き換えます。

 

JWCAD 図面枠作成方法② 製図

ここから製図に入ります。

まずは線の種類を指定します。

線の種類を変えるのは、通常設定されている線種だと細すぎるからです。

線の色を変えることで線の太さもJWCADでは変えれるようになっています。

変えるにはショートカットキー 「FN2キー」 です。

理由は図面枠は普通の製図線より少し太めに設定するからです。

僕の場合はこの線を指定しています。

まず慣れるまではこの線種類でOKです。

 

印刷ボタンクリック

 

何も指定しなければ、初期設定はA4となります

 

赤い枠が出てきます。

縦に出てきたら90度回転ボタンで横向けにしてください。

ここで【枠書込】ボタンをクリックします。

印刷範囲が赤から水色になり大枠ができました。

その後左マウスをクリックしつつ左へ持っていくと次の画面が現れるので、そこで手を話すと先ほどの水色の線が指定した青色に変わります。

 

先ほども説明しましたが、JWCADのクロックメニュー機能と言います。

 

予備知識

線の動作を指定するときは一旦キーをリセット状態に戻すために、図のようにクロック機能を利用してください。


こうすることで次の操作にスムーズに移れます。

大枠が出来ました。

 

図面枠線を作る

大枠を印刷して下書きしてみました。

あなたも大枠だけを印刷してみて、全体のバランスを見ながら自分が作りたい図面枠を下書きしてみてください。

寸法を測ってみるとこのくらいだったので、今回はこの寸法で完成させていきます。

 

 

始めの大きさだと図面の枠が大きすぎるので内側に5mmほど寄せて引き直します。

①ショートカットボタン  キー(複線)を押します。

 

製図のスピードアップを図るため極力ツールバーは使いません。ショートカットキーに慣れてください。

 

②ツールバーの範囲選択をクリック

 

③先ほど書いた図面の左上を左クリック→図面を囲むように右下で再度左クリック

 

図形がピンクになったら、ツールバーの選択確定ボタンをクリック。

写真 

 

 

①複線(オフセット)の距離を5mmにセットします。

②そうすると赤い線が出てきます。

図面の外枠にポインターを合わせれば外側に、内側に合わせれば内側に5mmの線が現れます。

今回は一回り小さいサイズにするので、内側でクリックします。

そうすると全体的に内側に5mm小さい四角(図面枠)が完成します。

元々の線は邪魔になるので、ショートカットキーD(削除ボタン)を押してから、消したい線の上で右クリックして、4線全てを削除してください。

これで大枠は完成です。

 

次に細かい線を引いていきます。

再度 F(複線)ボタンをクリック

①一番下の線を左クリック

②複線間隔「8(mm)」入力

③赤い線が出てくるので内側でエンターキー。

連続で再度8mm幅の線が出てくるので、長方形の内側で左クリック。

ここまでできました。

 

 

同様に縦線を引きます。

ショートカットキー「F」を押して、①一番右側の線を左クリック。

 

②次は複線間隔を「45」に設定して左クリック

③複線が現れるので

④元の線の左側の任意の位置で左クリック

 

で45mmの複線が引けます。

 

同様に20mm、45mmの複線を引きましょう。

 

 

不要な線を消す

ショートカットキー「 T(伸縮)」を押して、その後 スペースキー(一括伸縮)を押します。

基準線を左クリックで指定。

 

伸縮させたい線(1本目)の上で左クリック(残す部分)

 

すると線が出てくるので、②をまたぐように3本目にカーソルを合わせて左クリック。

3本が指定されます。

 

指定できたら、短くさせるところまでの交差点で右クリックしたら完了です。

 

 

同じように不要な横線もこの図面になるようにチャレンジしてみてください。

 

完成図

JWCAD 図面枠作成方法 文字入れ

最後に文字入れです。

このような形に仕上げます。

印刷前

印刷後

文字が入ると図面枠っぽくなります。

 

BOXの中に補助線でバッテンを作ります。

BOXの中心が出るので、そこを基準に文字を置いていくという形になります。

それではまず補助線です。

ショートカット F2キー をクリック

補助線はパソコン上では線ですが、印刷しても写りません。

線を引きます。

クロックメニューで線モードに

資格の左上の交差点を右クリックで指定し、左下交差点で最後右クリック。

線が引けます。

この調子でこの図のように全て線を引きます。

最後に文字を入れます。

クロックメニューで左クリックしながら、真上にマウスを持っていくと文字コマンドになります。

入力窓が表示されるので、文字を入力。

入力前に

  1. 文字の大きさ(僕の場合は3)
  2. 基点を中心に

してから

③文字入力に進んでください。

記入した文字を移動させて、補助線の中心交点で右クリックすれば文字が乗ります。

この調子でこの図のように進めてみてください。

 

JWCAD 図面枠の完成です

 

できました。

お疲れ様でした!

 

JWCADで図面枠を作成する方法 まとめ

  • 印刷ボタン
  • 枠書込
  • 大枠決定
  • 5mmオフセットで枠を決める
  • 文字記入欄の枠線書込み
  • 文字入れのための補助線
  • 文字入れ

です。

 

JWCADの入力に慣れてくれば5分もかからずに作れるようになりますので、練習と思って取り組んでみてください。

 

 

 

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