JWCAD早く上達する方法は、仕組みを知ることです。
そこをわからず進めると、いずれどこかで理解に苦しむときが来ます。
そうならないために必ず先に、仕組みを理解しましょう。
JW CADは無限のキャンバス
JW CADはキャンバスの大きさが無限大です。
手書きの時は、一般的にA 2用紙に作図していました。
その決められた用紙の中で建築だと、平面図・立面図・矩計図などを作図していました。
用紙が足りなければ枚数が増えます。
ところがJW CADはそういったキャンバスの大きさが定められていません。
なので一枚のキャンバスに制限なく製図することが可能です。
無限大のキャンパスの中で、図面として欲しい部分だけを、A4やA3など用紙サイズの大きさに切り取って印刷するという仕組みです。
初心者はまずここを理解してください。
レイヤーグループはモード切替と覚えよう
先ほど説明しましたがJW CADは無限キャンバスなので、どれだけでも図面を書くことが可能です。
ひとつのキャンバスに、平面図 立面図 矩計図 電気図面 配管図面などを書くことができます。
それらの図面をレイヤーG(グループ)分けすると製図しやすくなるという仕組みです。
たとえば、
- レイヤーG1は1/50に設定して1階平面図
- レイヤーG2は1/50に設定して2階立面図
- レイヤーG3は1/100に設定して立面図
- レイヤーG4は1/30に設定して矩計図
- レイヤーG5は1/50に設定して電気図面
というように設定が可能です。
なので一枚の無限キャンバスに縮尺が違う図面が混在します。
レイヤーGは作図図面の種類や、縮尺を変更できるモード切替と覚えておきましょう。
レイヤーG(グループ)でしか縮尺切り替えできません。レイヤーでは縮尺が変更できませんのでご注意ください
くわしくは
まとめ 初心者がJWCADを早く上達するための仕組み
初心者が押さえておくべきJWCADの仕組みをまとめると
- キャンバスは無限大
- キャンバスの中から、印刷範囲を決めて印刷
- レイヤーグループごとに図面を分けて縮尺を変える
- 一枚のキャンバスに縮尺が違う(レイヤーグループ)図面が混在する。
20年前は、製図用紙にシャープペンシルを使って手書きでした。
訂正するときも消しゴムや修正液で、とても時間がかかりました。
CADは線を引くことに特化したソフトで、何度でも修正が効き、正確無比に図面を書くことができます。
マスターすればだれでも綺麗に図面が掛けます。
初心者はまずJWCADの仕組みを知ること、そうすれば上達がとても早いです。
ぜひ覚えておいてください。
絶対出来る、上手くなる!(^^)v
コメント