JWCAD 線の太さ設定を理解する【dpi超簡単解説】

初期設定編

JWCADの線の太さの設定って難しいですよね。

dpiとかよく理解できませんでした。

同じことで悩んでいる方は、この記事を読んでいただいたら簡単に理解できます。

それでは解説します。

 

線の太さ設定を理解する【dpiとmmの関係がわかれば簡単】

まずはdpiとmmの関係について理解します。

基本設定をクリックして色・画面タブを開いてください

初期設定はこのようになっています。

①線幅1~8 ②dpi=300

上記の設定になっていない場合は、下記を見本に初期設定してみてください。

色彩の初期化クリック→『dpi切替』と『線幅』クリック

 

dpi表示をmm表示にしてみる

①線幅1~8 ②dpi=300

③線幅を1/100mm単位とするにチェック

ミリ単位で表示されます。

つまり

dpi 300での線幅をmm単位に換算すると下記のようになります。(印刷時のみ)

線幅1=0.08mm

線幅2=0.17mm

線幅3=0.25mm

線幅4=0.34mm(シャープペンシル ≒0.3mm)

線幅5=0.42mm

線幅6=0.51mm(シャープペンシル ≒0.5mm)

線幅7=0.59mm

線幅8=0.68mm

 

ちなみdpi600に切り替えてmm設定すると

 

dpi600はdpi300の1/2の細さになります。

 

JWCAD 線の太さとdpi設定理解 【最後に私の設定を紹介します】

私が採用している線の太さの設定はこちらになります

①基本、線幅は1と2しか使いません。

②dpiは600です。

 

線幅4以上は、私はほとんど使用していません。

①の理由ですがいろんな線の太さを設定しても使いこなせないので、2種類だけをおすすめします。

仮に2種類で少ないと思えば、もう一本太い線を付け足すぐらいでよいでしょう。

線幅1は補助線、線幅2は本線 という感じで使っています。

 

② の理由ですが、これは個人の好みです。

dpi設定では、1以下の数値は入力できないので、これが最細設定になります。

使用するプリンターにもよるので、細すぎるとおもえばdpiを300に設定するとよいでしょう。

mm単位設定は複雑になりますので、一旦dpi設定で進めるのをおすすめします。

JWCAD 線の太さ設定を理解する【dpi超簡単解説】まとめ

以上まとめると

①『線幅を1/100mm単位とする』にチェックをすればdpiとmmの関係が理解できる

②線の幅は一旦dpiモードで設定する(mm単位で設定しない)

③おすすめ設定は、dpi600とし、線幅は1と2だけを使用する。

④上記設定で製図し、物足りないようであれば設定変更する

⑤dpiの原理を無理に理解しようとしない(超重要!)

 

⑤が一番重要です。

ここを深入りしても時間の無駄です。

JWCADは線を引く道具です。

細かいコンピューターの知識は必要ありません。

必要のない知識は手放して、早くて正確で見やすい図面を心がけましょう。

きっと出来る!

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